そもそもスプリントとは?
走行距離およそ20m~30mを時速24km以上のスピードで走ることを指します。
サッカー中において、スプリントはごく短い時間で発揮されることが要求されます。
およそ2秒~4秒。
この間に自分の最高時速にもっていくことが求められます。
では、これを距離で換算すると、小学生で例を挙げると、
2秒という時間は6年生では約10m。
4秒となると、だいたい25m~30mほど。
つまり、スタートしてから10m程度で自分の8割~9割のスピードに近づけ、そこから30mを過ぎるまでにはTOPスピードになってなければならないということです。
つまり、自分の最高速度になるのが早ければ早いほど、必然的にタイムは速くなってきます。
だいたい10mの間に0.1秒の違いがあると、距離では1m近くの差があるといわれています。
なんだ、結構近くじゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、短距離走における1mは圧倒的な差となります。
ましてや、スタートしてからの初めの10mでこの秒差がついていたとすると、30mを過ぎるころには1秒ほど、5m近くの差が開いています。
この差は決定的です。では、何が違うのか?
筋力の問題もあれば体を速く動かす能力、スタートの反応速度、走り方(姿勢・フォーム)など様々なことが挙げられると思います。
このようなことを改善するためには、頭が体を速く動かすためのキーファクターをしっかりと理解して、それを正確に繰り返しトレーニングすることが大切です。
そして現在、トップ・パフォーマンスクラスのスプリントトレーニング時には、このスタート後10mを速くするためのトレーニングを積極的に行っています。
子供達には視覚情報として見て自分の成長がすぐ分かるようにするために、タイム計測を最近復活させました。みんなにこれらを伝えるとき、動作をデモンストレーションもしますが、どうしても細かい部分は言葉での説明になってしまいます。
みんな、小長い話は嫌いですよね😓
見てはいても聞いてない、という場面もあります。
でも、ぼくはこのスタイルで続けます。
これでトレーニングを長く続けてくれている子の中で、誰が見ても明らかに走り方が綺麗!という子がいます。
この子は、どんなことでもどんなに話がややこしく長くても、まじめにこつこつと積み重ね続けてきました。
今ではぼくなんかよりはるかにきれいに走ります😊
「走る」
実に単純な動作です。
だからこそ、難しいのです。みんなが思っている以上に本当は複雑なのです。
たった数回のトレーニングでは見違えません。
真面目に・地道に・ひたむきにこつこつと自分と向き合って取り組み続ければ必ず力に表れます。
スポーツは問いません。
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