人間が生きていくのに欠かせないものの一つ
そう!
愛情
でも、今回はこのことには触れません。
またよく分からない冒頭でした。
人間が生きていくのに欠かせないものの一つ
そう!
愛jy…
呼吸です!
空気中の酸素を取り込み、
それらが体中の細胞へ行き渡り、
生命活動を維持します。
そして、それらを使ったことで酸素ではなく二酸化炭素が発生します。
この辺りのことを詳しく話すと、
あと8000文字ほどお付き合いいただくことになるので、割愛させていただきます。
そして、それを体外へ排出するために、息を吐きだします。
これを繰り返すことで、人間は常に細胞をフレッシュな状態に保ち、日々生活をしています。
生命維持という点でとても重要な役割を担っている呼吸ですが、実は体を整えるだけではなく心を整えることにも重要な役割を果たすことを御存じでしたか?
健康に良いとされることで有名な呼吸法の一つで「腹式呼吸」があります。
普段、何の気なしに呼吸をしています。
このとき、「胸式呼吸」を無意識で行っていることが多いです。
腹式と胸式では明らかに違いがあります。
この2つの大きな違いとして、呼吸で腹が膨らむか胸が膨らむかという読んで字の如くなのですが、もう1つ、横隔膜の動き方があります。
腹式は横隔膜を大きく動かすため、一度に吸える呼吸量が多くなり、呼吸の間隔がゆっくりになるためリラックスした状態に近づけることが出来ます。
反対に、胸式はこれの動き方が腹式と比べると小さいため、一度に吸える呼吸量は減り、呼吸の間隔は短くなります。
ただ、それのおかげで呼吸を素早く行えるということに適しているため、運動時や気持ちを上げたい時に有効的です。
呼吸の仕方を変えるだけで、気持ちを上げることも出来るし、落ち着かせることも出来るんです!
試合前少しテンションが低いな~…というとき、胸式呼吸で呼吸を素早く行うことで、テンションと心拍数を上げて戦闘モードに移行させます。
試合中、スプリントや細かいターンの連続で運動強度が上がっているときは胸式呼吸なのですが、呼吸量が少ないためハイ・インテンシティの繰り返しに脳・筋肉が酸素不足に陥ってきます。
一旦プレーが切れてその状態から解放されたとき!ここで、腹式呼吸に切り替えます。
より酸素を取り入れ体中に回すことを意識します。数回行うだけでも視野と思考がクリアになり、疲労感が和らぎます。
試合終了後、体を戦闘モードから通常モードに移行させるために腹式呼吸メインでリラックスさせていきます。
こんな感じで、状況に合わせた呼吸法を使い分けることで、ハイ・パフォーマンスと集中力を長時間継続出来るようになってきます。
これは、運動時に限らず、日常生活でも活用できます。
例えば、寝起きでぼんやり・むにゃむにゃしている状態をすっきりさせたい時は、胸式呼吸で意識を覚醒状態にもっていったり、イラっとした気持ちをリセットさせたいときは一度大きな腹式呼吸をいれて落ち着かせてみたり。
胸式の場合は息を鼻から吸い込むとき、腹式の場合は息を口から吐き出すときに意識を強くしてみてください。
ちなみに、腹式呼吸は健康に良い、と前述しましたが、
横隔膜を大きく動かすことで内臓を刺激して血流が良くなり、冷え性や代謝向上に役立ちます。
また、一度の酸素の摂取量が増えるため、脳に送られる酸素量が増え、感情の暴走を抑えることに役立つ「セロトニン」というホルモンの分泌量が増えます。これが、腹式呼吸は気持ちを落ち着かせるということに繋がるのです。
さらに、腹式というだけあって腹筋を動かすようになるので、腹筋強化や腰痛対策にもなるとかならないとか…。
呼吸一つで自分をコントロール出来るようになるなんて素晴らしいですね!
GOD BLESS YOU
GOOD BLESS YOU !!