みなさん
「筋持久力」ご存じですか?
筋力とはちょっと違います。
筋力とは…
「筋肉が1回でどれだけの力を発揮できるか」
筋持久力とは…
「筋肉を繰り返しの運動でどれだけ動かし続けられるか」
つまり、速筋(パワー大・筋繊維太・持久力低・疲労耐性低)が筋力
遅筋(パワー小・筋繊維細・持久力高・疲労耐性高)が筋持久力
陸上選手に例えると分かりやすいですね!
短距離選手は、筋肉モリモリマッチョマン
長距離選手は、筋肉細々マッチョマン
芸人で例えるなら、
なかやまきんに君と間寛平
パワー!!!!!!!!!!!!
悪ふざけました。
それぞれのトレーニング方法は真逆そのものです。
筋力は、高重量・低回数でセット間の休憩は長めにとる。自分が持ち上げられる最大重量に近い重さで、回数の目安は、5回×5セット、休憩時間は90秒~180秒ほどしっかりとり、毎回最大パワーを発揮できるようにすることが大切です。
筋持久力は、低重量、高回数でセット間の休憩は短めにとる。最大重量の6割ほどの重さ(もしくは自重のみ)で、回数の目安は12回×5セットほど、休憩時間は20秒を下回らないよう短く設定することが大切です。
今回は筋持久力のお話なので、筋力に関してはまた次回に。
いきなり腹筋を100回やろうと思っても非常にしんどそうですよね😱
なので、例えば、
5回×20セット、10回×10セットのように、目標回数を変えることなくセット数を増やすことで、1セット当たりの回数を減らし、繰り返しの運動に耐えられるようにトレーニングする方法があります。
それは、E.M.O.Mです!!
イエロー・マジック・オーケストラではありません!
Every Minute On Minuteの略称で、1分を1セットとして、1セットの回数終了時点での残りの秒数を休憩時間に充て、1分経過したら次のセットを始め、これを繰り返すというものです。
この腹筋100回を10回×10セットというトレーニングで例をとると、
タイマーを1分に設定・スタート、10回腹筋、20秒で終了・40秒が休憩時間、1分経ったらすぐに次のセット開始
これを繰り返すだけです。
こうすることで、体に長時間に渡って負荷をかけて筋持久力を鍛えます。
ただし!この時にとっても気を付けてほしいことがあります!!
それは、最初から最後まで全て同じフォームでやり続けることです。
人は疲れてくると楽をしたがります。
始めは順調でも、回数とセットを重ねていくと必ず限界に近づいてくるときがあります。
この時に、これぐらいでいっか、で妥協して続けてもトレーニングの意味がなくなります。
始めはしんどいです。後半でしんどくなってきても、1回の秒数が掛かってしまっても、必ず1セット目の1回目と同じフォームのままで全回数・セットをやりとげましょう!
そのうちそれが当たり前のように出来るときがやってきます。そうなったら、1セットの回数を少し増やす、セット数を増やすなどの強度設定の変更をしてみてください。
鍛えたい部位があるけど、何をどうやっていいか分からない…
ぼくはいつでもあなたを待っています(*´ω`*)
話:デモンストレーション=9:1でお出迎えです♪