「帰るよ!!」
「もう1回!!!」
こんなやり取りを経験したこと、
誰しもが一度ならずあるのではないでしょうか?
大人目線でいくと、うんざりしてしまうこともあるのではないでしょうか?
しかし!このとき子供の脳や体は、大人が思いもよらない発展を遂げています!
基本的に子供の遊びは、
「繰り返し」と「変化」で出来ています。
繰り返し続けることで、この先に起こりうる未来を予測する、という力が発達します。
絵本や映像でも同じです。
「このあとね、こんなことが起こるよ!」
一般的に言うネタバレ笑
でも、子供期のこれには非常に意味があるんです。
大人からしたら予め決められている事実だから当たり前、でも子供からしてみたら、これはその先の展開を覚えているという記憶力もそうですが、こんなことが起こるぞ、起こるぞ、起こるぞ・・・・・・ほらきた!!!!!っていう予測を楽しんでいるのです。
遊びでも一緒で、何度も同じことを繰り返すことで、その先に待っている展開を予測できるから安心して楽しめるんです。
ここで重要なこと!
大人目線では同じことの繰り返しに見えても、子供目線ではちょっとした「変化」を楽しんでいるかもしれません。
実はこれ、科学者とかと同じ感じかもしれません。
こうしたらさっきと同じことが起きるかも?と仮説を立てて、
ほらね! or え?!そんなこと起きるの?!
え、じゃあもう一回やってみたら・・・、
やっぱそんなことも起きるんだ! or あれ、今度は起きないや or え?!まだ違うこともあるの!
そうやってたくさん繰り返して、ちょっとした変化を発見して、その過程を楽しんだり飽きたりをループしているのが「子供」っていう職業なのです。
職業はさすがに語弊がありますかね・・・(;^ω^)
そんな彼ら彼女らのマイブーム中は、大人のぼくらは見守ってあげるのが一番かもしれません。
その時間を壊さないように、一方的にこちらの考えを押し付けずに、問いかけ→その反応に対してまた反応→お互いの意見を擦り合わせる→終着点の決定
大人の世界の契約に至るまでのプロセスと一緒ですね!笑
大人になるにつれ、この新しいループが少なくなってしまうから、これの楽しさを忘れがちになってしまいます。
絶対誰しもが通ってきている道です。
自分の時のことを思い出してみてください。
「もう1回!!!」
まぁいっか、と思う
親心
字余り